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	<title>均等待遇 | かけだし社労士の趣味と仕事と…</title>
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	<description>一生懸命生きているかけだし社労士です。好きなこと、便利なサービス等についてつらつらと…</description>
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		<title>【労働基準法②】第3条均等待遇【判例も分かりやすく】</title>
		<link>https://syaroushi-hobby.com/labor2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[かどゆ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 02 Oct 2024 05:11:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[労働基準法]]></category>
		<category><![CDATA[勉強のこと]]></category>
		<category><![CDATA[判例]]></category>
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					<description><![CDATA[こちらの記事では主に社労士試験を受験される方に向けて労働基準法について解説していきます！ 細かく学習範囲を分けて、詳しい解説や難しくない言い回しを心がけておりますので、社労士試験を初めて受験される方にもおすすめです。 今 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong>こちらの記事では主に社労士試験を受験される方に向けて労働基準法について解説していきます！</strong></p>



<p><strong>細かく学習範囲を分けて、詳しい解説や難しくない言い回しを心がけておりますので、<br>社労士試験を初めて受験される方にもおすすめです。</strong></p>



<p class="is-style-clip-box has-box-style"><span class="bold">＜こんな人が書いています＞</span><br>　　<img decoding="async" width="150" height="228" class="wp-image-16" style="width: 150px;" src="https://syaroushi-hobby.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_2547-e1686463664357.png" alt="筆者の似顔絵。
絵は苦手です。" srcset="https://syaroushi-hobby.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_2547-e1686463664357.png 281w, https://syaroushi-hobby.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_2547-e1686463664357-197x300.png 197w" sizes="(max-width: 150px) 100vw, 150px" /><br>・4度目の挑戦で社労士試験に合格<br>・都内某所の社労士法人にて10社程の入退社等の手続きや相談を担当しておりました<br>・現在は社会保険労務士として開業してお仕事募集中です！（ホームページは<a href="https://sr-kadoguchi.com">こちら</a>）</p>



<p>今回は労働基準法解説の第2回目で<strong>第3条均等待遇</strong>になります。</p>



<p>判例も添えて解説していくので何卒お付き合いのほどよろしくお願いします！</p>



<p>なお、今回は労働基準法における均等待遇で、<br>実務的に話題になりがちな<strong>均等待遇と均衡待遇の違い</strong>等については、<br>またの機会にパートタイム・有期雇用労働法の記事で書いていきたいと思います！</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">均等待遇</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">ポイント</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">判例　三菱樹脂事件</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">均等待遇</span></h2>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://cdn.pixabay.com/photo/2019/04/02/13/57/balance-4097793_640.jpg" alt="残高, 階層, 構造, バランス, 小石, ピラミッド, 石, 不均等, 問題"/></figure>



<p>条文いきます！</p>



<p class="is-style-clip-box has-box-style">第三条<br>使用者は、労働者の<span class="bold-red">国籍</span>、<span class="bold-red">信条</span>又は<span class="bold-red">社会的身分</span>を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、<span class="bold-red">差別的取扱を</span>してはならない。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">ポイント</span></h3>



<p>条文の解説から！</p>



<p>まず「<strong>国籍</strong>」については読んで字のごとくですが、<br>特定の国は当然のこと<span class="marker-under-red">二重国籍や無国籍の方に対する差別</span>も許されておりません。</p>



<p>「<strong>信条</strong>」というのは特定の宗教的又は政治的な信念のことで、<br>それがあるからといって差別的な扱いをすることは禁止されております。</p>



<p>しかし、そのことで<span class="marker-under-red">他者を勧誘したり</span>等で会社に迷惑をかけてしまった場合に、<br>例えば会社が何らかの処分を下した時は本条の違反とはなりません。</p>



<p>そして「<strong>社会的身分</strong>」というのは<strong>生来的な地位</strong>のことで、<br><span class="marker-under-red">出身地</span>や<span class="marker-under-red">人種</span>による労働条件の差別は許されません。</p>



<p>しかし<strong><span class="marker-under"><span class="marker-under-blue">正社員とアルバイトなど職制上の地位が違う場合は「社会的身分」ではない</span></span></strong>ので、<br>ここで待遇の差があることは本条の違反にはなりません。</p>



<p>因みに本条では上記3つを理由にした差別的取扱いを禁止しておりますが、<br>これについては<span class="marker-under"><strong>例示的（例えば～の文脈）ではなく限定的（3つに特定）に列挙されたもの</strong></span>です。</p>



<p class="is-style-comment-box has-box-style">因みに「<strong>性別</strong>」を理由とした差別的取扱いは、<br>次の記事で解説する<strong>労働基準法第4条では賃金</strong>について、<strong>それ以外の労働条件については男女雇用機会均等法</strong>でそれぞれ禁止されています！</p>



<p>そして、<strong><span class="marker-under">その他の労働条件とは職場における労働者の全ての待遇のこと</span></strong>で、<br>条文中に具体的に記載がある賃金や労働時間の他に解雇、災害補償、安全衛生、寄宿舎等に関する条件も含まれます。</p>



<p><span class="marker-under"><strong>しかし採用については上記の労働条件には含まれません。</strong></span></p>



<p>これに関連して有名な判例があるので次に解説します！</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">判例　三菱樹脂事件</span></h3>



<p>まず事件の概要です！</p>



<p class="is-style-sticky-yellow has-box-style">Aさんは三菱樹脂株式会社に、管理職候補として一定の条件下で採用されることになった。<br><br>その内容については、採用の可否を決定する際においてはＡさんの管理職要員としての適格性を十分に見ることができないという観点から、3か月の試用期間を経た後に雇用契約を解除することができる権利を留保するという条件（<strong>解約権留保付の雇用契約</strong>）であった。<br><br>Ａさんは大学在学中に学生運動に参加していた事実があったが、採用試験中それについて尋ねられた際には否定した。<br><br>しかし後に会社側の調査により学生運動参加の事実が発覚し、試用期間満了に際してＡさんの本採用を拒否したことで、Ａさんが雇用契約上の地位を確認する訴えを起こした。</p>



<p>結果は、第一審と第二審ではＡさんの訴えを認めましたが、<br>会社側が上告し最高裁においては一転して審理が差し戻されました。</p>



<p>最高裁で一転したポイントは上述したように、<br>「<strong><span class="marker-under-red"><span class="marker-under">採用については労働条件に含まれない</span></span></strong>」と<br>ということです！</p>



<p>これについて判決を見ると、<br><strong>第3条は雇入れた後の制限の話であって雇入れそのものを制約する規定ではない</strong>としています。</p>



<p>そして、<span class="marker-under-blue"><strong>試用期間</strong></span>ということも重要になってきます。</p>



<p>試用期間の法的な性質について、<br>「<strong>留保解約権</strong>に基づく解雇は、これを通常の解雇と全く同一に論ずることはできず、前者については、後者の場合よりも広い範囲における解雇の自由が認められてしかるべきものといわなければならない。」<br>としています。</p>



<p>これは、<strong><span class="marker-under-blue">試用期間というのは「解雇する権利を保留できる雇用契約」でそれに基づいた解雇</span></strong>なので、<br>本採用後の解雇よりも広い範囲の理由で許されるものといったところでしょうか。</p>



<p class="is-style-comment-box has-box-style">しかし<span class="marker-under-red"><strong>試用期間だからといって解雇し放題というわけではないので注意</strong></span>です！<br>「客観的に合理的な理由が存し社会通念上相当として是認されうる場合にのみ許されるものと解するのが相当である。」<br>としていますので、例えば、<strong><span class="marker-under-red">新卒の方の能力不足を理由として即解雇というのは不当解雇となる可能性</span></strong>があります。</p>



<p>この判例は社労士試験でも取り扱われたこともあるので条文と一緒に理解しておくといいかと思います！</p>



<p>因みに第3条の違反については下記の通り罰則があります。<br><span class="marker-under-red">「6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金」</span></p>



<p>ということで復習の条文です。</p>



<p class="is-style-clip-box has-box-style">第三条<br>使用者は、労働者の<span class="bold-red">国籍</span>、<span class="bold-red">信条</span>又は<span class="bold-red">社会的身分</span>を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、<span class="bold-red">差別的取扱を</span>してはならない。</p>



<p>最後に念のため補足ですが、<br><span class="marker-under-red"><strong>不利に取り扱うだけでなく有利に取り扱うことも禁止</strong></span>されておりますので覚えておきましょう！</p>



<p>それではまとめへ…</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">まとめ</span></h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="640" height="427" src="https://syaroushi-hobby.com/wp-content/uploads/2024/10/puzzle-316638_640.jpg" alt="" class="wp-image-287" srcset="https://syaroushi-hobby.com/wp-content/uploads/2024/10/puzzle-316638_640.jpg 640w, https://syaroushi-hobby.com/wp-content/uploads/2024/10/puzzle-316638_640-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p><strong>第3条均等待遇</strong></p>



<ul class="wp-block-list has-ex-c-background-color has-background">
<li>第3条で禁止している国籍、信条、社会的身分の3つの理由は例示的ではなく限定的に列挙している（性別については第四条で規定）</li>



<li>労働条件は職場における労働者の全ての待遇のことで雇い入れ（採用）については含まれない</li>



<li>三菱樹脂事件のポイントは、本条において採用については含まれなかったこと、試用期間が解約権留保付の雇用契約とされたこと</li>
</ul>



<p>今回は判例も添えて第3条の均等待遇を解説しました。</p>



<p>労働基準法の勉強ではいくつか有名な判例が出てきますので、<br>これからもなるべく分かりやすいよう書いていきたいと思います！</p>



<p>ご意見、ご指摘等ございましたら<a href="https://syaroushi-hobby.com/contact/">お問い合わせ</a>よりいただけますようお願い申し上げます。</p>



<p>次回は労働基準法<strong>第4条男女同一賃金の原則</strong>について解説していきたいと思います。</p>



<p>また次回もよろしくお願いします！</p>
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